*

ビートルズは歌った なぜ愛こそはすべてだったのか?

   

Love Is All You Need

 

All You Need Is Love

愛こそはすべて

とビートルズは歌った。

 

どうしてお金はすべて、神様はすべて、正義はすべて、道徳はすべて、法律はすべて、会社はすべてじゃなくて、

愛こそはすべて

だったのだろう?

 

もしぼくたちが日常生活で「愛こそはすべて」と言おうものなら

愛だけじゃ食べていけない、だとか

そんなのは幻想だとか、まやかしだと言われるかもしれない。

 

でも本当は逆なのだ。

愛こそが実在するリアルな存在で、その他のぼくたちが信じて従っているお金や法律、国や政府がまやかしなのだ。

ジョン・レノンはとっくの昔にそのことを知っていて、詞を書き、世界初の全世界衛星生中継で歌って聞かせてくれた。

 

まぼろしを信じる力

 

地球上でヒト以外の動物になくて、唯一ぼく達だけが持った能力がある。

それは

存在しないモノ、見たことも聞いたことも触ったこともないものを作り上げ、それを信じて協力し合える

という最強にして最悪の特殊能力だ。

 

人は現世で善い行いをしたら天国へ行けるし、悪いことをしたら地獄へ落ちる、

という未知であるはずのことを信じることができる。

お金がたくさんあれば、いろんなものが手に入り幸せに、豊かになれると信じ込まされていたりもする。

 

もしぼくの飼い犬に、もし今から死ぬまでおやつを我慢したら、死後たらふく無制限におやつが食べられる世界に行けるよ。

と伝えられたとしてもそれを信じることは決してないだろうし、そんな考えを自ら生み出すこともない。

 

つまり他の動物が持ちえない概念はすべて、ぼくら人間が作り上げた幻想である。

そしてその嘘っぱちを信じて、驚くほど多くの人が協力しあえたからヒトは生き残ることができた、

と同時に多くの苦しみも生んでしまった。

 

手品でも見るように

国家という実体のない幻想が、これまた幻想である正義をかざし、実際に存在する人を殺したり、自然を破壊したり。

 

貨幣や私有財産という虚構のために争いが生じたり、他の動物を根絶やしにしたり。

 

優秀でないオスにもメスが回ってくるようにするための、幻の倫理観である一夫一婦制を盲目的に信じこまされ、やれ離婚率の上昇だとか、芸能人の不倫の糾弾に馬鹿みたいなエネルギーを費やして空回りしたり。

 

そのような幻想はもろく、簡単に覆ってしまう。

でも愛は人間だけでなく他の動物たちにも備わっている。

人間が作り出した幻想などではないのだ。

 

だから、愛こそはすべてだったし、ジョン・レノンの言うこともすごくよくわかる。

見えないモノを見ようとしても見えないよ。

でもゲームのルールを覚えてそう振る舞うのは簡単だろ。

 

愛があれば、ぼくたちが作り出した幻想に心の底から惑わされずに済むだろう。

その幻想の上で生きなければならない時、マジックショーでも見るようにすればいい。

なにかタネがあることは知ってるんだけど、それは心の片隅に置いておいてイリュージョンを楽しめばいいのだ。

最近はいろんな幻想が幻想だってことがバレ始めてるけどね・・・

 

 - コラム ,