*

ブルースブラザーズ名シーン、名曲まとめ 結局俺たちみんな同じなんだ!

   

The Blues Brothers

 

たぶんぼくが人生で一番多く観ている映画がこの「ブルースブラザーズ」だ。

初めて見たのは小学生の頃、テレビで放送していたやつを親父がビデオ録画したものだった。

吹き替えで、ノーカットじゃなかったと思う。

 

もちろんその頃は出演していた超大物ゲストミュージシャンのことなんて全然知らなかったけれどね。

 

ジェイクとエルウッドのユーモラスで、クールで、傍若無人な生き方と、これでもかっていうくらいの派手なカーアクションは小学生のぼくの心をわしづかみにしていた。

 

ストーリーは観たことのない人もいるので詳しくは書かないけど、兄きのジェイクが刑務所から出所するところから始まる。

自分たちが育ったカトリック系の孤児院が5000ドルの固定資産税が払えず、あと10日ほどで立ち退きの危機だという。

2人はかつてのバンドメンバーを再集結し、そのライブの収益でなんとか5000ドルを集めようとするのだが・・・

 

と聞くと何となくハートフルな感じだが、2人のやり方が無茶苦茶でテキトーなもんだから、ハートフルとは程遠く、底抜けに楽しい映画になっている。

 

今日は作品中でかかる主なサウンドトラックと、登場するゲストミュージシャンにスポットを当てて紹介してみよう。

 

She Caught the Katy

出所シーンから流れるオープニングテーマで、ブルースブラザーズバンド自身による演奏だ。

ジェイクのヴォーカルがイカす!

 

 

 

ジェームズ牧師

孤児院での世話役カーティス(キャブ・キャロウェイ)の勧めで2人が礼拝に向かったスリーロック教会で説話をする牧師はなんとジェームズ・ブラウン(笑)

 

ジェームズ牧師の言葉と歌で教会は熱狂の渦と化し、狂乱のパーティも頂点に達した時

 

汝、光を見たか?

 

というファンキーな牧師の言葉に突如神の啓示を受けるジェイク!

 

そうだ、バンドだ!!

 

と神様のお導きによって、バンドを再集結しようと心に誓う2人だった。

なんじゃそりゃ(笑)

 

 

 

信号無視

エルウッドが信号無視をして警官に停められるシーンではサム&デイヴの2曲が使われている。

 

コンピューターで照会されたエルウッドは、免停中で駐車違反116回、スピード違反56回、ブラックリストに載っている(笑)

免許と車を取り上げ逮捕せよとコンピュータははじき出した。

しかも車も出処の怪しいパトカーときている・・・逃げるっきゃない!

 

 

 

ショッピングモールは壊滅

さあ、ここで第1回目のカーチェイスの始まり。

捕まったら仮釈放中のジェイクは刑務所へ逆戻りだから、なんとしてもパトカーを振り切らないといけない。(自分たちもパトカーだけど)

 

エルウッドはショッピングモールに突っ込み、これでもかというくらい破壊活動を行う。

なんとかこの場は逃げ切る2人だが、ここから執拗に警察に追われるハメに・・・

 

カーチェイス中に流れている曲はブルースブラザーズバンドによる ‘Can’t Turn You Loose’ だ。

 

 

Peter Gunn Theme

エルウッドが自分の住む安ホテルへジェイクと向かうシーン。

いかにも不良の音楽というピーターガンのテーマは2人によく似合う。

 

そして謎の女(スターウォーズのレイア姫でおなじみのキャリー・フィッシャー)にバズーカで殺されそうになるが、2人は全く動じない(笑)

 

 

そして部屋でエルウッドがかけたレコードはルイ・ジョーダンの Let the Good Times Roll だ。

 

 

 

ジョン・リー・フッカー現る

カフェの前のストリートでジョン・リー・フッカーがBoom Boomを演奏している、ただただカッコイイシーン。

 

そして2人はカフェを営む元ギタリスト、マットをバンド再結成に誘うのだが・・・奥さんの猛反対に!

 

 

Think!

マットの奥さんはなんとソウルの女王アレサ・フランクリン

 

バンドへ戻りたい亭主のマットへ、家庭のことを「考えな!」

と痛烈かつソウルフルなヴォーカルで思いとどまらせようとするのだった。

これは映画中のベストシーンの1つだ。

 

ジェイクとエルウッドの踊りもカワイイ(笑)

 

 

レイの楽器店

バンドメンバーは楽器や機材を買いにレイ楽器店へ足を運ぶ。

店主はソウルの神様、レイ・チャールズその人だ。

 

レイは古くてボロいエレピを20万円で売ろうとする。

バンドメンバーが音の出も悪いと言うが、レイがそんなはずはないと弾き始めると、とびきりの音を奏でるのだった。

 

 

初仕事

何のツテもなくいきなり演奏の仕事などあるわけもないが、ジェイクお得意のハッタリでカントリー&ウエスタンのお店で演奏することになる。

 

カントリー・ソングを期待する大勢のお客さん。

リクエストカードもブルースブラザーズバンドの知らない曲ばかりだ(笑)

 

仕方なく自分たちのいつものレパートリー、Gimme Some Lovin’ をやりはじめるが、大ブーイングを浴びる(笑)

 

 

なんとか自分たちの知っている曲でウケそうな、ローハイドのテーマとStand By Your Manで場をつなぐのだった。

 

 

大ホールでの演奏

知り合いのエージェントに頼み込み、なんとか大ホールを押さえてもらう。

 

何が何でも一杯にしないといけない。

 

世話役のカーティスは現在孤児院にいる子どもたちに言う

ジェイクとエルウッドもここで育った。

今夜2人はここを守るために歌うんだ。

だから頑張って宣伝しようじゃないか。

 

ファッツ・ドミノの I’m Walkin’ が流れる。

 

 

ジェームス牧師の教会やレイ楽器店でもショーのチラシを貼るシーンが。

全盲のレイがチラシを逆さまに貼っているのがなんとも微笑ましい!

 

2人はまだか

ショー本番の開始時間になっても2人は現れない。

ガソリンスタンドで美女(ツイッギー)を口説いたりして油を売っているのだ。

 

なかなか始まらないショーに満員の観客が怒りはじめる。

 

そこで世話役のカーティス(キャブ・キャロウェイ)が Minnie the Moocher で客を沸かせるのだった!

 

 

みんな同じ

ついにホールに登場したジェイクとエルウッド

 

Everybody Needs Somebody を歌う前のMCでエルウッドがこの映画のテーマともいうべき一節が話される。

 

僕達はみんな 何者であれ 何をしていようと 結局は同じなんだ

あなたも、ぼくたちも、みんな・・・

 

 

1万ドル

Sweet Home Chicago の演奏中に会場にいる警察から逃げ出そうとする2人。

 

すると舞台裏には演奏を聴いた大手レコード会社の社長が待っていて、レコードを出そう、初回契約分の1万ドルだ!

とウソのような展開が待っている(笑)

 

ジェイクはそこから固定資産税の5000ドルを残し、あとはレイ楽器店のツケとバンドメンバーのギャラに当ててくれと言って逃走&税務署へ向かう。

 

 

超絶カーチェイス、そしてエンディング

ここから約10分間にも渡る超絶カーチェイスが始まる。

税務署に到着した途端、酷使された車は崩壊してしまうのだ(笑)

 

2人を逮捕するために軍やヘリまで出動する事態となっており、税務署は完全に戦場と化す。

 

なんとか5000ドルの納税手続きを終えた瞬間、2人は逮捕されとうとう刑務所へ舞い戻るのだった。(税務署員に扮するのはスティーブン・スピルバーグ監督)

 

もちろん刑務所内で演奏する曲は Jail House Rock だ!

 

 

最後に一言

この映画を観ていないのは人生の半分くらい損したようなもんだ。

音楽好きでなくてもぜひ観て欲しい!

 

 - 映画, 音楽