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日本語の不思議シリーズ:「こ」の付く言葉

      2016/05/18

すでにある言葉に「こ」がついて微妙にニュアンスが変わるという言葉っていうのがあるね。

 

例えば「こぎれい」

これを女性に使った場合「きれい」よりも清潔感やナチュラルな感じが出る。めっちゃ頑張ってキレイにしているという感じでもないし、超美人というわけでもない。

 

あまり若い女性には使えない言葉でもある。

「こぎれいな奥さん」はあっても「こぎれいな女子高生」とは言わないようだ。

 

「こぎたない」はすごく汚れているってわけではなさそうだが、なんとなく薄汚れた感じ、決して清潔ではないという感じだ。

「トミー汚いなあ」とストレートに言われるより「トミーこぎたないなあ」と言われる方がなんとなくイヤである。

 

他にも「こずるい」「こっ恥ずかしい」「こざっぱり」「こむずかしい」「こ腹がすいた」・・・

だいたいが元の言葉に「どことなく」「はっきりとは言えないが」的なニュアンスが加わると思って間違いないようだ。「こ腹がすいた」なんて、腹が減ったに小も大もあるか!という感じだがw

 

とにかく「こ」を付ける表現は、言いにくいことやハッキリ言えないことをオブラートに包む日本語独特の表現なのかもしれない。

 

もしぼくが女性なら、「こぎれい」と言われるよりはハッキリ「きれい」と言われたいなあ。

 

 - コラム