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【英語勉強法】かっこいいロック名言で英語を学びやがれ!!:ジョンレノン編4

      2017/06/09

1963年11月4日、イギリスで一人の若者がエリザベス女王陛下の目の前でジョークを飛ばした。

 

For our last number, I’d like to ask your help.

Will the people in the cheaper seats clap your hands?

And for the rest of you, if you’ll just rattle your jewelry…

ー John Lennon

 

英国王室御前コンサート( Royal Variety Performance) で演奏したビートルズ。

ラストナンバーであるTwist And Shoutで雄叫びを上げる直前のこのジョークは、女王陛下の笑顔と、割れんばかりの拍手、そしてジョークを放った本人ジョン・レノンの少しはにかんだドヤ顔によって、ポピュラー・ミュージック史に永遠に刻まれたのだった。

 

今日はこのジョンの歴史的名言で英語を学んでみよう!

 

 

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丁寧な表現に溢れた名言

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さすが女王陛下の御前コンサートということもあって、この名言は丁寧な表現に溢れているね^^

まず出だしの

For our last number, I’d like to ask your help.

 

英語はモノの所属や認識をできるだけ詳細に表そうとする言葉だから、日本語では言わないようなところでもmyとかourといった言葉を付けることが多いよね。

こういうのを日本語に訳してしまうと、日本語としては不自然になることが多いので、気をつけよう。

 

日本語はその辺テキトーというか、こだわらない言語だね。

このourも訳さず、

「最後の曲では、みなさんにもお手伝いをお願いしたいんです。」

としたほうが、「僕たちの最後の曲」などとするより自然だよね。

 

I’d like 〜 は自分の要望やしたいことを言う時の丁寧な表現。

より直接的に言う時は I Want to Hold Your Handの I want 〜だね。

 

意志を表すwillで依頼

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そして次の

Will the people in the cheaper seats clap your hands?

「安い方の席の方々は手拍子をお願いします。」

 

相手にモノを頼む言い方はいろいろあるけど、ここではwillを使った疑問文の形になっているね。

willはもしかしたら未来形などと学校で習った人もいるかもしれないが、英語に未来形などという時制はないので、willやbe going to〜を未来形などとは覚えないように気をつけよう。

 

willは名詞としても使い、「意志」という意味なので、助動詞になった時もその意味やニュアンスは引き継がれている。

あなたにモノを頼む時は、Will you〜

 

この名言では安い席の人にまずお願いしているので、主語にあたる部分はちょっと長い

the people in the cheaper seats

が主語だ。

 

安い席のお客さんの意志を確認するという形を取ることで丁寧さを出しているんだね。

この感覚は日本語でも一緒で、「〜してもらえますか?」という意志を確認する疑問文が丁寧になるのは世界共通だ。

 

この時点で会場にはちょい笑いが起きているが、これはまだフリの段階だね^^

 

ifも丁寧な依頼に

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そして快心の一撃

And for the rest of you, if you’ll just rattle your jewelry…

「残りの方はお持ちの宝石をジャラジャラならしていただけますか。」

 

このオチで会場は爆笑と拍手に包まれる。

安い方の席はハッキリcheaper seatsと言っていたけど、ここではrest of youという表現で「残りの人たち」つまり安い席ではない方たちを指しているね。

 

if you’ll just rattle your jewelry…

宝石をrattle(ガラガラ、ジャラジャラ音を立てる)ことをお願いしているわけだけど、なぜここで「if」が出てくるんだろう?と思った人もいるかもしれない。

ifは機械的に「もし・・・」と取るのではなく、ifの基本イメージは「二択」と覚えておこう。

 

依頼にifが使われるその心は

「するかしないかはもちろんあなたの選択に委ねるんですが・・・」

あくまで選択権はあなたにあって強制ではないんですよ、という気持ちだ。

 

若干20歳そこそこで女王陛下を前にし、パンチの効いたジョークを言い放つ。

ぼくはこのTwist And Shoutの前口上を100回以上見てるかもしれないが、その毎に彼の天才にひれ伏すのであった。

 

今日のポイント

  • 日本語に訳して不自然な語は無理に訳さない。
  • willは未来形ではなく意志を表す。
  • ifは二択を表し、丁寧な依頼にも使える。
  • 女王陛下はいい女。

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