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関西弁でビートルズ和訳シリーズ Woman Is The Nigger Of The World

      2017/05/23

「女は世界の奴隷か!」という衝撃的な邦題のついたこの曲は1972年にアメリカと日本でシングルカットされた、女性の社会的地位向上、フェミニズムについて歌った曲だ。(なぜかイギリスではシングルカットされていない)

“nigger”という言葉が黒人蔑視の言葉だとして放送禁止になっているが、黒人からの評価は高いようだ。

日本語に訳すと「黒んぼ」のような言葉で、以前に本ブログでも紹介したSLY & The Family Stoneのスタンド!というアルバムにもDon’t Call Me Nigger, Whitey(黒んぼって呼ぶなよ、白んぼちゃん)という曲がある。

 

アルバム「サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ」はジョンのソロ作品の中で最も政治色の濃いアルバムで、ぼくは10代の頃その過激なアルバムジャケットを見て怖かったのをよく覚えている。

 

 

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ジョンの女性観

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ビートルズの時代からジョンの女性観は随分変わったように思う。

Please Please Meではただただ、若い性衝動の対象としての女性。

You Can’t Do Thatでは怒り狂う嫉妬の対象としての女性。

No Replyでは自分をないがしろにする恐怖の対象としての女性。

Girlでは自由奔放な小悪魔としての女性。

そしてヨーコ・オノというポール・マッカートニーに匹敵する人生最高の伴侶の出現によりジョンの女性観は解放へ向かうのだ。

その女性観が究極に純粋な形となって表現されるのは1980年のWomanまで待たねばならないが、このWoman Is The Nigger Of The Worldがヨーコの影響によって書かれ、ジョンの女性観を180度変えた重要な楽曲であることは間違いない。

今日はこの曲を関西弁で味わってみよう。

 

 

Woman Is The Nigger Of The World

Woman is the nigger of the world
Yes she is think about it
Woman is nigger of the world
Think about it do something about it

女ちゅうのは世界の奴隷みたいなもんやな
そらそうやろ、考えてみぃや
女は世界の奴隷や
なんとかしたろう思わんかな

We make her paint her face and dance
If she won’t be a slave, we say that she don’t love us
If she’s real, we say she’s trying to be a man
While putting her down, we pretend that she’s above us

男は女に化粧させて、ストリップさせて
奴隷みたいに従順に振る舞わんかったら、「オレのこと愛してない」なんて言うやろ
ほんで女がちょっと仕事頑張っとったら、「男になりたいんかいな」
蔑んでおきながら、レディーファーストやなんてどの口が言うとんねん

Woman is the nigger of the world, yes she is
If you don’t believe me, take a look at the one you’re with
Woman is the slave of the slave
Ah, yeah! better scream about it

女は世界の奴隷や、ホンマ
ウソや思うんやったら、全員自分の彼女とかヨメさん見てみぃ
女は奴隷の中の奴隷や
マジで、みんなもっと声上げろ!

We make her bear and raise our children
And then we leave her flat for being a fat old mother hen
We tell her home is the only place she should be
Then we complain that she’s too unworldly to be our friend

男は女に子供産まして育てさせるやん
そしたら太ったメンドリになったっちゅうてポイや
女は黙って家におったらええねんって言うときながら
男のツレには「ホンマ世間知らずで困ったヤツやわ」

Woman is the nigger of the world, yes she is
If you don’t believe me, take a look at the one you’re with
Woman is the slave to the slaves
Yeah! alright! hit it!

女は世界の奴隷や、マジで
ウソや思うんやったら、全員自分の彼女とかヨメさん見てみぃ
女は奴隷の中の奴隷や
ほんまなんとかせえ!

We insult her every day on TV
And wonder why she has no guts or confidence
When she’s young we kill her will to be free
While telling her not to be so smart we put her down for being so dumb

毎日テレビでも女をバカにした番組が流れとる
女は根性とか自信がないなんて言いながら
若い時にすでに自由になりたいっていう意志が削がれとんねん
バカにしながら、あんまり賢くなりすぎるなってどういうことやねん

Woman is the nigger of the world, yes she is
if you don’t believe me, take a look at the one you’re with
Woman is the slave to the slaves
Yes she is if you believe me, you better scream about it

女は世界の奴隷や、マジで
ウソや思うんやったら、全員自分の彼女とかヨメさん見てみぃ
女は奴隷の中の奴隷や
ほんまそうなんや
俺の言うこと信じてくれるんやったら、お前も一緒に叫んでくれ!

We make her paint her face and dance…

男は女に化粧させて、ストリップさせる・・・

 

「この曲を関西弁で訳して欲しい」っていうリクエストや、訳に対する指摘、クレーム、文句も大歓迎です^^

 

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