みんな元気か、トミー(@TomoyaTommy1203)だ。
前回のエフェクトの続きだ。残り4つのエフェクトと、エフェクトのかかる範囲についてやるよ。
8つのエフェクトを使いこなしやがれ!
では残り4種類のエフェクトをみていこう。
CHO/FLG
コーラス、フランジャー
時間的な遅れとピッチの揺れによって音をうねらせたり、ビブラート効果を与えるエフェクトだ。シンセではLFOともいう。
FX EDIT1・・・LFOの速度を調整する。
FX EDIT2・・・エフェクトの深さを設定する。左寄りでコーラス、右に行くとフランジャーとなる。
FILTER
シンセの音作りでは重要なセクションとなるオシレーター、アンプ、フィルターの1つであるフィルタはiElectribeではエフェクトの1つに入っているよ。
レゾナンス設定ができるローパスフィルターだ。
FX EDIT1・・・カットオフ周波数を設定する。低ければ低いほど多くの倍音がカットされることになる。
FX EDIT2・・・レゾナンス。カットオフ周波数周辺の音をどれだけ強調するかの設定だ。強くすればするほどクセのある音になるんだ。
TALK MOD
トーキング・モジュレーターだ。このエフェクトは入力音を人の声のようにする効果がある。
FX EDIT1・・・母音フォルマントを調整する。
FX EDIT2・・・フォルマント周波数のピッチを設定する。
元の音のオシレーターのピッチを低めにするのが、人の声っぽくするコツだ。
DECIMATOR
このエフェクトはわざとサンプリング周波数やビット数といった音質に関わる設定値を下げることによって、チープな音や潰れたような音を作り出すエフェクトだ。
FX EDIT1・・・サンプリング周波数を設定する。右に回すほどサンプリング周波数の低い、ローファイな音となる。
FX EDIT2・・・ビット数を設定する。これも右に回すほどローファイな音となる。
強くかけるとキメの荒い音になるはずだよ。
エフェクトのかかる範囲
ではエフェクトの説明の最後にエフェクトのかかる範囲を設定する方法を説明しよう。
iElectribeでは一度にかけられるエフェクトは1つだ。そのエフェクトをかけるパートとステップのオンオフが行える。
左上の[EFFECT SWITCH]ボタンを押そう。
それから右下のステップセクションでエフェクトをかけたいパートとステップをタップして点灯させよう。
ステップは全パート共通となるので、パートごとに個別にエフェクトをかけるステップの設定は行えない。
つまりSYNTH1、SYNTH2パートがエフェクトオンの状態でステップ1がオンなら、SYNTH1とSYNTH2のステップ1両方にエフェクトがかかるということだね。
これでエフェクト・セクションは終了だ。
次回はノブやボタンの動きを記録する、モーション・シーケンスの使い方だ!
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