関西弁でビートルズ和訳シリーズ Let It Be

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ビートルズ 関西弁でビートルズ和訳

みんな元気か、トミー(@TomoyaTommy1203)だ。

 

Let It Beのアルバムリリース、映画公開から50年が経った。

今のところアルバムリミックスの話は聞かないけど、なんと映画『ロード・オブ・ザ・リング』の監督ピーター・ジャクソンが、新たなドキュメンタリー映画として作り直すという。

タイトルは「The Beatles: Get Back」

 

映像の素材は当時撮影された膨大なレコーディングシーンを再編集する。

あの暗く、冷ややかな映画がどう生まれ変わるのか、非常に楽しみだね。

わかりにくいタイトル

さて、この Let It Be はビートルズの楽曲の中でも一番有名といっても過言ではないよね。

でもそのあまりに有名なタイトルは、日本人にとって直感的に理解しにくい言葉で構成されている。

 

“let”は意味的には弱い使役動詞というやつで、あえて訳すとすると「~させる」という動詞だけど、日本語にはしっくりくる言葉が見当たらない。

“it”は代名詞で、代名詞ということは何かを指しているはずなんだけど、なんとなく状況全体のことだったりするので、これも日本人にとっては曖昧でぼんやりしている言葉だね。

“be” これも文脈によってさまざまな解釈ができる、存在や状態を表す言葉だ。

 

このように、Let It Be はすべて日本人にとってはぼんやりした意味の取りづらい言葉のみで構成されているタイトルなのだ。

直訳するとしたら、

「それを、その状態にしておきなさい」

それをカッコよく言うと「なすがままに」なのである(笑)

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第5文型の見本

 

 

単語レベルでもわかりにくいうえ、文型としても日本人の苦手な第5文型というやつである。

タイトルは命令文の形なので主語がない

Let (V) + It (O) + Be (C)

になっているけど、冒頭の歌詞にも第5文型が登場するので見てみよう。

When I find myself in times of trouble

このWhen は接続詞なので文型要素から除外すると

I (S) find (V) myself (O) in times of trouble (C)

意味は「僕がうまくいかない時(災難の時)」という意味だけど、僕たち日本人がこういう意味のことを英語で言おうとした時に、ぱっとこの第5文型が出てくる人は、かなり英語が得意な人だろう。

たいてい、When I was in trouble のように S + V + C 第2文型を使うはずだ。

 

ヒットしたアニメ映画、アナと雪の女王の主題歌「ありのままで」の原題は Let It Go

この曲はコード進行も Let It Be から拝借していて、タイトルもほぼ同じ意味というのが面白い。

意味の違いは、静的な be と 動的な go の違いだけである。

Let It Go は何か状況が進んでおり、それを進むままにさせておこうという意味だ。

一方 Let It Be の場合はもっと静的なニュアンスになり、状況なり状態が進んでいる意味合いはない。

池の水をすくうように、状況をすくい取ったそのまま、その状態に身を任せようということだね。

 

 

原文の歌詞はコチラ

Let It Be

色々うまいこといかへん時に
おかんが夢の中に現れて、金言を教えてくれたんや
「流れに任せなさい」ってな

お先真っ暗って時も
おかんは俺の目の前に立って
「ありのままを受け入れなさい」

なすがままに
すべて流れに任せるのです
まさに賢者の言葉を囁いてくれたんや

傷ついた人たちも
心を一つにすれば
必ず答えは見つかるんや
「なすがままに」

たとえ離ればなれになったとしても
また会えるはずや
必ず答えは見つかる
「なすがままに」

なすがままに
すべて流れに任せるのです
まさに賢者の言葉を囁いてくれたんや

曇った夜空にも
俺を照らしてくれる光はまだあるんや
夜が明けるまで照らしてくれる
「流れに任せなさい」

朝、音楽で目ぇ覚ました時も
おかんが現れて、金言を教えてくれたんや
「流れに任せなさい」ってな

なすがままに
すべて流れに任せるのです
答えは必ずみつかる

なすがままに
すべて流れに任せるのです
まさに賢者の言葉を囁いてくれたんや

 

「この曲を関西弁で訳して欲しい」っていうリクエストや、訳に対する指摘、クレーム、文句も大歓迎です^^

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関西弁でビートルズ目次
ビートルズの歌詞を関西弁で和訳したシリーズです。

 

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