みんな元気か、トミー(@TomoyaTommy1203)だ。
今日はマンガの話。
ちょい昔に碁のマンガが出た時、
「そんなん、囲碁知らんやつが読んでおもろいんかい」
と思っていたが、マンガの細分化もどんどん進んでいるようである。
まさかマンガにLinuxやUbuntuといった言葉が出てくるとは・・・
主人公の武器はUbuntuを搭載したThinkPad X41なのだ・・・と言っても普通の人はナンじゃそれ?であろう。
「王様達のヴァイキング」はいわゆるハッカーが主人公のマンガなのだ。
高校中退でコミュニケーション能力ゼロ、コンビニバイトしても速攻クビになるという、完全に社会不適合者だが、天才的なハッキング能力を持つ是枝 一希(これえだ かずき)とエンジェル投資家である、坂井 大輔(さかい だいすけ)の2人が世界征服を夢見る物語である。
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知らずとも
作中には専門用語が出てくるのだが、特にそのような知識がなくともこの作品は楽しめるし、めちゃくちゃ面白いのだ。
とにかく、登場するキャラがどれもシビれるほど個性的で魅力的だ。
個人的にはハッカーの笑い猫と、初めは頭の硬かった警視庁の丹羽さんが、ぼくは好きだ。
2017年12月現在最新刊の14巻あたりになると、ちょっと話の規模が大きくなりすぎて、飽和気味感も否めないところだが、10巻くらいまでは途中でやめられないくらい怒涛のオモロさなのだ。
日本ではクソ馬鹿なマスコミのせいで「ハッカー」と「クラッカー」が区別されず、一括りで
コンピューターで悪いことするヤツ = ハッカー
となっており、大方の人の認識もそうであろう。
しかしこれはスター・ウォーズで言うと、ジェダイ騎士もダークサイドなシスもごっちゃにして、フォースなんか使うやつは悪いやつって言ってるようなものだ。
ハッカーは天才的な技能とセンスを持つ人で、その技術を悪用する輩がクラッカーなのだ。
自分を守るのは自分
DNSポイズニングやマン・イン・ザ・ミドル攻撃などは、ぼくたち末端ユーザーには防ぎようのない攻撃だが、普段使っているメールやSNSなどは心構えひとつで危険を回避できる。
最近特に多いが、日本郵便や配送業者を装ったメール
クレジットカード会社やショッピングサイトを装ったメールも多いね
パスワードを変更してくださいだとか、配達記録を確認してくださいだとか、本当に巧妙になってきて、気を抜いていると危うく偽URLを踏まされ、偽装サイト上でパスワードを盗まれたりする。
パスワード自体もカンタンに推測されるようなモノは避けるべきだ。
できれば複数の語を混ぜ合わせたり、記号も入れたりすれば強度も増す、今すぐパスワードを強化しよう!
SNSに写真をアップするのも、写真データにメタデータで位置情報が入っている可能性もある。
自宅の場所を突き止めようと思えば、カンタンにできてしまうのだよ!
今やネットやPC、モバイル端末は生活になくてはならないものになってしまった。
あまりに予備知識のない状態でネットをうろつくのは、交通ルールも何も知らない状態で車を運転するに等しい。
とりあえず「王様達のヴァイキング」でも読んで、その危険性を感じてみてはどうだろうか。
では、失敬!
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