みんな元気か、トミーだ。
今までボイストレーニングに関しては、世間で良いとされているメソッドの書籍をあたったり、ネット上に溢れる真偽の程が定かでない情報を漁りながら自己流でなんとなくやってきたんだけど。
例えばロジャー・ラブのハリウッド式ボイトレやユーバメソッドはボイトレに興味のある人なら、名前くらいは聞いたことがあるかもしれないね。
でもどんな優れたメソッドや方法論でやったとしても、声や声帯まわりの働きに関することは自分で評価しにくいものだし、自分が今できる範囲のこと、得意なことばかりやってしまいがちなんだ。
2020年、元号も平成から令和に変わったっていうのは特に意味はないけど、今年から対人でのボイトレを受けてみることにした。
幸いにも住んでいるところも近く、なによりバンド仲間でちょくちょく顔を合わせる男がボイストレナーをしているので、彼に頼むことにした。
ボイトレは音楽のジャンルやスタイルとは関係ないところにあると思うけど、やっぱりトレーナーと自分の下地とする音楽が近いほうが、なにかと都合はいいと思う。
ということで、このボイトレ覚え書きの記事は、石橋ボイストレーニングを受けた際の自分用の覚え書きである。
もっと自由に歌いたい、もっと歌がうまくなりたいと願う人は、石橋ボイストレーニングを受けてみてください。
アンザッツ復習
フースラーメソッドの付属音源の声質を真似ることで行っていたアンザッツ1〜6を改めて確認、おさらいする。
どのアンザッツも音色のみでなく、発声の配置を意識すること。
アンザッツ1
- イの母音であることに意味がある
- 音色そのものより喉を吊る筋肉の引っ張られ方を意識する
- 発声の配置は上前歯の先
アンザッツ2
- 発声の配置は胸
アンザッツ3A
- 発声の配置は鼻の付け根
アンザッツ3B
- 発声の配置は硬口蓋
- 音程が変わっても当てどころは変わらないように
- 高い音程でもファルセットに抜けないように
- あくまでも地声を細く、薄く
- 音程が上がっても音圧・音量が上がっていかないように
アンザッツ4
- 発声の配置は軟口蓋と頭頂部を結ぶ線
- 喉を下げて、口は弓形
アンザッツ5
- 音量よりも、もっと平べったく鋭くを意識する
- 発声の配置は目尻のあたり
アンザッツ6
- 引き下げ筋+後ろへ引く筋肉
- 発声の配置は喉の後ろ(うなじ)
- 口を閉じたハミング状態でやるのを推奨
純粋なるファルセット
- アンザッツ4やホーホーよりも、もっと息漏れした発声
- 呼気と吸気で交互に行う
- 必ずウの母音で行う
- 喉は上がりすぎないこと
- ブレイクを挟んだシ音〜シ音で行う
地声とファルセットの分離
- 地声とファルセットを交互に出す
- スピードを上げていく
- 同音で地声とファルセットの分離を行う
あえてミックスで繋げず分離した音階練習
- ミ音を境にファ以上はファルセット、ミ以下はチェストでバッサリ分ける
- 裏声の音域を下げる
- 軽いファルセットが低いところまで出せるように