みんな元気か、トミー(@TomoyaTommy1203)だ。
人間の「好み」というのはなかなか面白いもので、ある分野での好みがどのように形成されるのかという趣味嗜好形成プロセスはハッキリわかっていない(と思う)
あまり深い理由もないんじゃないかな。
食べ物の好みで言うと、「生まれた家の味がそうだった」だとか「あまり口にする機会がなかった」
というような環境や外的要因が大きいだろう。
音楽に関してはどうだろうか?
全ての食べ物が同じレベルで美味しいということがないのと同じで、この世の全ての音楽に対して同じレベルで好きだという人もいないだろう。
食わず嫌いっていうのももちろんある。
ぼくは中学の頃に父親が持っていたレコードでビートルズを聴き始めた。
環境である
もしなかったら聴いていなかったかもしれないし、演奏することもなかったかもしれない。
その流れで60’sや70’sのブリティッシュ・ロックを聴いた。
白人ミュージシャンが影響を受けてたアメリカ黒人のソウルやファンクも好きになった。
日本のフォークやニューミュージックといわれるものも好きだ。
これも家に吉田拓郎や井上陽水のレコードがあったり、友人の影響等もあったりで、そこから加藤和彦のサディスティック・ミカ・バンドや細野晴臣、YMO等の音楽も好きになった。
娘がダンスを始め、ヒップホップやハウスミュージック、EDMも聴くことになった。
これはぼくの経験上の話なので、「そんなことはない」と反論してもらっても全然構わないし、むしろ否定して欲しいくらいなんだけど、趣味嗜好にも相性というものがあるようだ。
白人のロック(とくに80年代以前の)が好みの人でラップを含むヒップホップ・ミュージックやハウスといったダンスミュージック、テクノといった音楽も好んで聴くという人にはあまり出会ったことがない。
逆にゴリゴリのラッパー然とした人で、ツェッペリンやビートルズを好んで聴いている人もあまり知らない。
そんなことを考えていた時にカニエ・ウェストとポール・マッカートニーがコラボした曲、Only OneやFourFiveSeconds, All Dayの事を思い出した。
ロッカーとラッパーのコラボはRun-D.M.C.とエアロスミスの超有名な前例がとっくの昔にあるので新しいことではないが、この取り合わせはとても意外だった。
いくつになっても新しい挑戦を恐れないポール・マッカートニーもさすがだし、そんな元ビートルズという大きすぎる看板を背負ったポールと平気でコラボできるカニエ・ウェストもすげぇなあ!
All Day [feat. Allan Kingdom] [Explicit]