みんな元気か、トミー(@TomoyaTommy1203)だ。
テレビ東京で放送中の麻雀ドラマ「天 – 天和通りの快男児」を観ているだろうか?
というか、検索でここにたどり着いたとすれば、麻雀などサッパリわからないという(おそらく)イエローモンキーファンのために、麻雀のざっくりしたルールと面白さを書いてみようと思う。
なんせテレビ東京なので、観られないクソ田舎にお住いの方は(かくいうトミーも観られない)
GYAO等見逃し再生ができるテレビ番組配信アプリなどで視聴可能だ!
このドラマは福本伸行の麻雀マンガが原作で、主題歌にはイエローモンキーのかっこいいロックチューン「天道虫」が使用されている。
主演は岸谷五朗だ。
ドラマの中では麻雀のルールや専門用語、駆け引きの妙などをわかっていないと、サッパリ意味が分からないシーンが結構あるね。
麻雀のマンガが原作のドラマなんだから、当たり前っちゃ当たり前で、麻雀を知らない人が観ることなど考慮してない、というかできないのである。
しかし、主題歌に再結成したイエローモンキーの新曲が使われているとあって、麻雀をしたことなどない(特に)女性ファンの方で観ている方も多いはず。
当然、麻雀を知っていた方が観ていても面白いはずだ。
そうだろ? そうだよね? そうだと言ってくれ。
台湾撮影の天道虫のMV!!
麻雀の怪しい雰囲気と、年齢を重ねてもセクシーな4人にシビれる!
麻雀とは
とりあえず細かいことはおいといて、麻雀とは何をするゲームなのか?
近いので言えば、トランプのポーカーである。
つまり、最初に配られた自分の牌(カード)を元に、得点の高い役を作る。
というのが麻雀というゲームの目標なんだ。
で、ゲームが終了した時の持ち点で勝敗が決まる。
ポーカーにもワンペアからロイヤルストレートフラッシュまで、作る難しさによって役の強さが決まってるよね。
麻雀にはかなり多くの役の種類があって、ギターのコードを覚えるより大変なんだな、これが。
麻雀を始めたばかり人が丸暗記などとてもできない量だ、みんなやりながら覚えていくのである。
得点の高い役
とりあえず細かい役などここで説明してもすぐ忘れてしまって無駄無駄なので、これもざっくりいこうじゃないか。
麻雀はいろんな役やボーナスポイントの組み合わせによって、その手の点数が決まるんだけど
満貫(マンガン) 子:8000点 親:12000点
というのが、高い手の1つの基準だと思ってくれ
マンガンというのは役の名前ではなく、あがった(完成した)役の難易度と様々なボーナスポイントが、ある基準に達したらマンガンと呼んで上記の得点になるんだ。
そして
倍満(バイマン) 子:16000点 親:24000点
三倍満(サンバイマン)子:24000点 親:36000点
役満(ヤクマン) 子:32000点: 親:48000点
というように、1.5倍づつ呼び方がある。
役満とイカサマ
麻雀の役の中で最も得点の高い役がいくつかあり、それらをまとめて「役満」と呼ぶんだけど、役満は一生麻雀をやってても、ひょっとしたら一度もあがれないくらい難しい、技術というより運に左右される手だ。
ドラマの第1話を思い出して欲しい。
主人公、天があがったとんでもない手
天和、九蓮宝燈(テンホー、チュウレンポウトウ)
まず九蓮宝燈が、あがったら死ぬとまで言われているほど奇跡の手で(映画、麻雀放浪記で出目徳はこれをあがると同時に死んだ)
役満手で親なら48000点!!
そしてもう1つ、漫画・ドラマのタイトルにもなっている「天和」は親の時に、牌が最初に配られた時点で(なんの役でもいいので)あがっているという、運以外のナニモノでもない役で、これも役満である。
つまり、天は配られた時点で九蓮宝燈ができていたという、誰が見てもフザケンなっていうくらい二重の奇跡で、ダブル役満!!
親だったので、96000点というあがりで逆転勝利した。
もちろんイカサマ以外にこんなこと起こらないだけどね(笑)
麻雀には様々なイカサマ技法もあるようで、これはこれですごい技術ではある(笑)
頭脳戦と心理戦
麻雀はすごくよくできたゲームで、運の要素はもちろんあるものの、やり続けていると必ず強い人が勝つゲームだと思う。
牌の種類と数が決まっているので、自分の手と相手が捨てた牌や挙動、言動から相手の手を読み、残りの牌から可能性を計算し、ツキの流れを読み・・・
真剣にやると吐きそうになるほど頭と精神力を使うので、負けると非常に悔しいし、全てを見透かされているような屈辱感を味わうことになる。
最後に
うーん・・・
簡潔にルールを説明することも不可能であれば、面白さを伝えるのも不可能じゃないか!(笑)
つまり、その簡単に説明などできない事自体が「麻雀が無類に面白いゲームである」ことの証明かもしれない。
もしこの記事を読んで少しでも麻雀に興味を持ったなら、入門書を片手に、最近はスマホのゲームでもいっぱいあるので、実際に麻雀を打ってみてはどうだろうか?
でも麻雀の醍醐味の1つは4人で実際に卓を囲んで、話したり、笑ったり、時には地獄のように無口になってゲームに没頭する・・・
4人の人間が描くドラマが、麻雀にはあるのだ。
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