フォースと共に・・・
スターウォーズに登場するセリフの中でフォースがともにあるというセリフには2パターンある。
1つは
The Force will be with you, always.
オビ=ワン・ケノービがデス・スターでルーク・スカイウォーカーと別行動をとる時にかけた言葉だね。
そしてもう1つが
May the force be with you.
この有名なセリフがはじめて使われたのは、エピソードIV「新たなる希望」でデス・スターに突入するパイロットたちに声をかけるジャン・ドドンナ将軍だ。
通常の文と倒置文
1つ目のオビ=ワンの言葉はストレートで普通の文だね。
「フォースはいつも君といっしょだ」
問題は2つ目の方で
May the force be with you
通常の語順だと、
The force may be with you.
となるところだけど、それがmayが先頭にきて、いわゆる「倒置」が起こってるんだね。
倒置とは
倒置っていうのは言葉の順番を入れ替えて、普通とは違った効果を出す言葉の使い方だ。
もちろん日本語にもあって、
「ぼくはよく知っている、君のことを・・・」
っていうのが日本語の倒置だ。普通なら「ぼくは君のことをよく知っている。」ってなるところを
順番を変えることで、感情の動きや昂ぶりを表現できる、それが倒置だ。
そしてwillのような直接的な表現ではなくmayになることで、厳かな雰囲気も醸し出しているんだね。
May the force be with you…
これは勇敢に立ち向かう戦士に対する愛があふれた言葉なのだ。
今日のポイント
- 語順を変える倒置で感情の動きを表現できる。
- 助動詞mayで表現を和らげることができる。
- オビ=ワンは偉大。
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